釣行記録2016年9月11日:スタイル抜群の砂浜の女王を大量捕獲

大量のキスの処理に手こずる

この日は気分を変えて鹿児島市内南部の小さな港を目指して車を走らせた。

少堤防と中堤防に囲まれた小さな港で、水深も浅いが港の外はゴロタ混じりの砂浜を含む海岸線が南北に続いておりロックフィッシュ、あるいはフラットフィッシュが期待できるんじゃなかろうかという目論見。

水深の浅い釣り場は苦手だけど、まだソゲサイズしか釣ったことのないヒラメが釣れなやしないかと内心ワクワク。結果的にはヒラメどころか、なぜか砂浜の女王を捕獲するのに一生懸命になっていたというね。

ヒラメどころかアラカブも釣れずに

日曜ということもあり久しぶりに家族での釣り。僕は根魚(頭の中はヒラメヒラメだったが)中心でいつものごとくテキサスでランガン。嫁さまは大好きなキス釣りをすると張り切っている。

少堤防の外側に向けてキャスト、ヒラメを意識しつつスイミングでワームを泳がせる。アタリ無く5メートルほどずれてリトライ→5メートル移動を繰り返す。小さな堤防ゆえあっという間に端までたどり着きやっぱ釣れないかと少々がっかりする。

ふと嫁さまを見ると何やら魚をぶら下げてドヤ顔でこちらを見ている。ちっ、シロギス釣りやがったか。しかも結構デカそうだ。

折り返し嫁さまの立ち位置に近づきつつキャストを繰り返す。嫁さまを見るとまたドヤ顔している。くそ、と思いながら徐々に近づき合流する。すると嫁さま合流するまでのわずか10分ほどの間に4〜5匹のキスをゲットしているじゃないか。しかも全部20cmオーバーの良型キスばかりだ。

くそ、羨ましい。

ここで僕はあっさりテキサスとワームを捨てシロギス狙いへとシフトする。嫁さま「あれ?やめちゃうの?ヒラメは?」の問いに「ここヒラメいないね」と言い訳をしそそくさとジェット天秤に付け替える。

すぐさまアタリが

ジェット天秤の8号はちょっと重いが、ルアーロッドにPEラインの組み合わせだと気持よくぶっ飛んでいく。着水後ラインが絡まないようにややテンションを張りながら着底させる。

着底後はゆっくりとリールを巻きながらキスに誘いをかける。波打ち際から20mほどはゴロタ状になっているが、その先はほぼ完全な砂地のようでところどころ岩が沈んでいるような地形。テトラからのキャストなので海岸線からは30mほどのラインを、海岸線と平行に仕掛けを引いてくる。

ゆっくり巻いていると、ところどころに沈む小岩に天秤が当たり巻きが重くなる。軽く煽るとすぐ外れるので根がかりは全くせず快適。するとテトラ際から15mほどのところで岩に軽く引っかかったと思った瞬間に「ぐぐッぐぐッ」という独特のアタリが。

内心ニヤリとしながらハンドルを更に巻き、仕掛けを引きずってくる。さっき掛かったキスと思われる魚がビビビッと抵抗する感触を楽しむ。すると回収直前に再びぐぐッというアタリが。

ぅぉお!メッチャ楽しい!

キスってこんなに引いたっけ?というくらいの引きと重さが竿に伝わる。竿をしならせながら上がってきたのは良型のシロギスが2匹。2本針仕掛けなのでパーフェクトだ。

隣の嫁さまに平静を装いながら、さりげなく釣れたことをアピールする。嫁さまの「大きいねぇ」の声に「そう?」と答えながら次の仕掛けを投げ込む。

するとすぐさまアタリ。巻いてくると更に追いアタリ。

またもダブルヒット。こりゃ楽しい。

その後はシングル・ダブル織り交ぜながら数を増やしていく。しかも釣れるサイズの半分以上は20cm以上はありそうだ。

釣れるゾーンはテトラから20m以内くらいでこのあたりに相当キスが溜まっているようだ。

キスの爆釣にヒラメ狙いを思い出し

あまりにキスがテンポよく釣れるのでトランクに入っていた普通の投げざおを追加し、1本を置き竿でヒラメを狙うことにした。

ルアーで釣りたいのは山々だが、ここは贅沢を言っていられない。キスはこのペースだと結構な量釣れそうだし、やはり大物も釣りたい。

たまたま手のひらサイズのクロサギが釣れたので、コイツでいいかとそのまま投げ入れ生き餌となってもらうことにした。

それにしてもほぼ毎投釣れてくるため針から外すのと餌の交換が忙しい。その間も置き竿をチラチラ見るけど特に反応はないようだ。クロサギで置き竿にしてから20〜30分ほど経ち、ぼちぼち魚も弱ったかなと巻き上げてみることに。

すると予想外に軽い。ありゃ、外れちゃったかな、と回収してみると、クロサギ君がこんな姿に。

ヒラメに食われたクロサギ
ヒラメに食われたクロサギ

えぇ〜!ヒラメ食ってんじゃん。くそ、全く気づかんかった。

こんな浅瀬で小魚を真っ二つにするような魚はヒラメに違いないと思いながら、せっかくのアタリに気づきもしなかった己を呪う。贅沢な食い方しやがって。

その後はクロサギは釣れず、掛かったシロギスで置き竿してみるが、ヒラメに追い回されているのか、キスが暴れている場面が何回かあったのみで食い込むことは遂になかった。

キス釣りのついでにヒラメを狙うこともあるんだけど、キスに食ってくるヒラメって見たこと無い。同じフラットフィッシュの仲間だとマゴチはキスも結構捕食しているイメージだけど、ヒラメはそれほどキス食ってないんじゃないかと思う。

もっともキスは底べったりで生活しているっぽいから、ヒラメが興味を引かれないのもある意味納得できる。対するマゴチは目線がまさにキスの高さなのでキスを良く食ってるんだろうな。キス釣りの外道メゴチがマゴチ釣りの生き餌になるというのも当然か。

ちょい投げで良型のシロギス42匹を確保

ほんとに軽く投げて届く範囲で面白いようにグッドサイズのシロギスが釣れる。ヒラメゲットのワンチャンスはあったものの、結局釣れず次回以降の宿題とした。嫁さまはというと一度だけ、掛かったキスに食いついた根魚と思われる魚との綱引きに興奮していたが、針掛かりせずやっぱりキスのみの釣果。でも好きなキス釣りを堪能できて満足そうだ。

最終的に釣れた数は42匹。1日のキス釣り釣果としては過去最高の結果。サイズも良くダブルヒットなど引きも楽しめ大満足の1日となった。

砂浜の女王を大量捕獲成功
砂浜の女王を大量捕獲成功

帰ってから地獄が

釣ってる時は楽しくて意識してなかったけど、家に着いてからこれ全部捌くのかとテンションが下がる。

大量のキスの処理に手こずる
大量のキスの処理に手こずる

数時間掛かって天ぷら用に捌き、骨は骨せんべいに。捌くのは疲れたけどキスの天ぷらはやはり美味い。

流石に42匹の天ぷらは一度で食べきらず次の日まで残ってしまったが、美味しいキス天を食べきれないほど味わえて大満足の1日だった。

ちなみにこの釣り場はキス天と命名することにした。キスの天ぷらならぬキスの天国でキス天。ヒラメが釣れたらヒラメ天にしようと思う。

釣行データ

釣行日 2016年9月11日(日)
潮回り 若潮
場所 キス天

タックル

ロッド シマノ ルアーマチック
リール シマノ「セフィアBB C3000S」
ライン ユニチカ(UNITIKA) ライン シルバースレッド ショアゲームPE 200m 1.2号(16LB)
リーダー ダイヤフィッシング「ジョイナー・ボスメント」3号50m
オモリ ジェット天秤8号
仕掛け 市販キス仕掛け2本針
青イソメ、イシゴカイ

2016年9月11日(日)の潮汐

釣果

魚種 魚数とサイズ
シロギス 42匹。15cm〜24cmほど