ダイヤフィッシングのフロロカーボンハリス「ジョイナー・ボスメント」3号50m

ダイヤフィッシングのフロロカーボンハリス「ジョイナー・ボスメント」

前回ポイントのセールで購入したダイヤフィッシングのフロロカーボンハリス「ジョイナー・ボスメント」3号50mをショックリーダーとして使ってみた。

ハリス用だけどショックリーダーとして使ってみる

ラインのコンセプト的にはショックリーダーというより、名前の通りいわゆるハリスとしての用途がベストのようだ。ただ、アマゾンのレビューを見ると非常に評価が高くショックリーダーとして使えれば最高と思い試してみる。

謳い文句は「漁師も確認!水中で糸消える!」

コイツは凄い!なんと水中でラインが消えるとのこと。漁師さんも確認済みなので間違いないだろう。魚から見えないかは別として効果の高さが期待できる。

パッケージに記載されているこのラインの特徴を以下に書き出してみる。

  • 水中での衝撃強度や引っ張り強度に変化がなく、連続使用が可能。
  • キズが付きにくく、根ズレや、摩耗に強く連続使用に対応。

だから強い!

  • 抜群の滑り効果が持続し、水中での摩擦抵抗を低減。このため、アタリがより敏感にわかる。
  • 抜群の水切れで操作性が大幅に向上。
  • ジョイナーボスメントはナイロン糸に比べ約3倍の速度で狙ったポイントへ速攻。
  • 光の反射を抑え、水にカモフラージュされたハリスが抜群の釣果を発揮。

だから釣れる!

  • ライトブラウン採用により、水中でハリスが見えない。このため魚に警戒心を与えません。

だから見えない!

ハリスとして必要な特徴が列記されておりメーカーの自信も伺える。問題はこの特徴がショックリーダーとしても有効なのか?ってとこ。

ノットの組みやすさ

最も気になるのがFGノットが組めるかどうか。非常にスベりの良いラインのようなので少々心配だったが、実際にFGノットでPEラインと結束してみた感想は「なんとか使えそう。」

スベリが良いというのは本当で、確かにFGノットを編みこむ際にいつものように適当に組んでいると上手く行かない場合があった。ショックリーダーとして使うためにはPEラインとの結束の相性が良くないといけない。その点このラインには少々課題がありそうに思えた。もともとハリス用途だからFGノットのように編み込んで結束するのには向かなくて当然かもしれない。

ただ、結束が出来ないということではなく、普段より少し丁寧にラインを組めばその後スッポ抜けるというようなトラブルは無さそうだったので、ショックリーダーとして使うことは可能と言える。

ノットは組みづらいけどスベリの良さはむしろメーカーの狙う感度に繋がるわけだから、この辺はトレードオフで考える必要がありそうだ。スッポ抜けに注意すればスベリの良さは武器になると考えればいい。

巻きグセ

安いフロロカーボンラインにありがちな巻きグセは全く気にならない。セールで安かったとはいえ通常価格なら倍程度の値段なわけだから安物ラインとは一線を画すようだ。

僕のメインリーダー、ラパラの「ラピノヴァ」も巻きグセは気にならないが、このジョイナー・ボスメントはさらに優秀で、繰り返しの釣行にも充分耐えられそうだ。

強度

有名メーカーのラインなだけあって強度に関しても高品質なようで、ラインの張りも強く同じ号数のヤマトヨのフロロリーダーと比べると明らかにジョイナー・ボスメントのほうが優れている。

根がかりした際にラインを切るのも少々手こずるくらい強度があるため、根回りやテトラ周りでのファイトが多くなるロックフィッシュ用としては大いに期待が出来そうだ。ラインの強度を信じて号数を落とし、より魚へのアプローチを高めることも出来そうでこの辺はさすがに安物ラインとの差が分かりやすい。

今回購入した3号のラインなら、おかっぱりで釣れるようなサイズの根魚には充分対応できそうだ。あとは腕の問題か。

対根ズレ

上で書いた項目とダブるけど、スベリの良さとライン強度のおかげでラパラ「ラピノヴァ」やヤマトヨのフロロリーダーより根ズレに対する強度は格段に上だと感じた。

テトラなどに直接こすれると流石に表面がざらつくが、それでもラパラ・ヤマトヨのラインと比べても文句なしに根ズレに強い。普段使い可能な価格帯の商品としては文句の無いレベル。

コスパ

セールで400円を切る価格だったので購入したが通常価格は倍程度なので格安ラインとは言えないのが残念。ただ容量が50mもあることを考えるとメーター当たりの単価は非常に優秀。ラパラ「ラピノヴァ」は半分の25mで500円程度の実売価格なことを考えると、むしろメーターあたりの価格はジョイナー・ボスメントのほうが安い。

アマゾンでの価格(731円)を元に改めて計算するとメーターあたりの単価は14.62円/mで、ラパラ「ラピノヴァ」(439円)の17.56円/mより何と3円ほど単価が安かった。これはもしかしたら今後のレギュラーラインになる可能性もある。

総合評価

評価項目 評価(5段階)
ノットの組みやすさ ★★
巻きグセ ★★★★
強度 ★★★★
対根ズレ ★★★★
コスパ ★★★★★
総合評価 ★★★★

ラインとしてのクオリティは申し分ない。強度や水馴染み、感度などそこまで繊細な釣りにならないロックフィッシュメインのラインとしては文句のつけようがない。

それに加えて14.62円/mというコスパの良さは圧倒的で、今まで格安ラインと思って使っていた他のラインより単価が安いことを考えると、最強クラスのコスパを誇ると言っても良いかもしれない。

一方でショックリーダーとしての用途を考えると、武器でもあるスベリの良さがアダとなってFGノットなど編み込み系のノットではラインが組みづらい。実釣ではラインのスッポ抜けが無かったことを考えると、結束に少し時間をかければ問題なさそう。ただし、スッポ抜けはこれから繰り返し使ってみて気になってくる可能性はある。

トータルで考えるとルアー釣りでのショックリーダーとしての使用は可能。ただしスッポ抜けの可能性はあるかもしれないが、それは他のラインにも言えることだから、そこだけを挙げてじゃあ使わないというには勿体無い。

総合的に評価すると充分実用可能レベルであるため、コスパの良さや強度、水馴染み・感度などを考えるとメイン、あるいはサブとしてバッグに常備する価値があると思う。