キジハタ(アコウ)

自己最高記録のキジハタ

根魚界のスーパースター「キジハタ」。

味の良さと根魚特有のゲーム性で近年特に注目を浴び、大人気のターゲットとして釣り場に君臨している。

キジハタが釣りたくて釣り場に通い詰めるのは僕だけじゃないはず。このページではそんな憧れの魚「キジハタ」にもっと近づくためのデータや情報を収集していく。

このページは個人的経験に基づくキジハタ(アコウ)についてのデータを掲載しており、例えこのページを見て盛大にホゲル結果となっても管理人は一切責任を取らないのでご利用は計画的に。

情報は出来る限り随時追加更新していこうと思う。

標準和名 キジハタ
地方名 アコウ
習性 基本的には根回りを中心に生活しているイメージ。ボトムから中層、時には表層付近までベイトを追って上がってくる。
スイッチのオン・オフがはっきりしている印象で活性が高い時は非常にアグレッシブな反応を見せる。一方で活性の低い時はまるで存在を消すかのごとくじっとしているようだ。
食生 エビ・カニなどの甲殻類のほか小魚なども積極的に捕食しているようだ。
釣り上げたキジハタの胃袋にはカニが入っていることが多い。小魚などで胃袋がパンパンというパターンはまだ見たことがない。
名前の由来 キジハタは雉羽太と書く。目の緑色が日本の国鳥であるキジの色に似ていることからついた名前のようだ。
キジハタの目の色がよく分かる画像があった。
Epinephelus akaara-2 by OpenCage.jpgCC BY-SA 2.5, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=22205383対する雉の体色。
Phasianus versicolor -Japan -male-8.jpgBy coniferconifer – originally posted to Flickr as Green Pheasant Close up, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=7039089キジハタの目も雉の羽の色もどちらも美しい緑色だ。釣り上げたばかりのキジハタの瞳は神々しさすら感じるほど神秘的な色をしている。
釣れるサイズ おかっぱりから釣れるサイズは20cm〜30cmほどが多い。キジハタの自己最高記録は39cm。
オフショアや地磯ではもっと大型(40cm〜最大60cm位?)がいるようだが、近場の堤防やテトラからは幻のサイズと言っても良いのではないだろうか。40cm台が出れば最高だと思う。

キジハタ自己最高記録39cm900g
キジハタ自己最高記録39cm900g
釣れる場所 根魚らしく何らかの障害物がある場所に潜むようだ。沈み根の影やテトラの間などで主に生活し、お食事タイムには時として住処から飛び出して小魚を追い回したりするようだ。
個人的には藻の生えている場所に多く生息しているイメージ。根+藻あるいはテトラ+藻といった条件が重なればキジハタが潜んでいる可能性が高いと思っている。
釣れる時期 夏の魚のイメージ通りよく釣れるのは初夏〜秋くらいまで。それ以外の寒い時期にお目に掛かったことはまだない。
深場に落ちるなどとよく言うが遭遇頻度からしてもそのとおりかもしれない。
行動範囲 キジハタの行動範囲はおよそ1km圏内という調査結果がある。割と狭い範囲で生活しているようで、実際釣れる場所は偏っている気がする。実際キジハタが釣れた場所から少し離れると全く釣れないということも多い。

キジハタを効率よく釣るには固まって生息している好ポイントを見つけられるかがカギになりそうだ。

釣れる時間帯 キジハタが釣れるのは圧倒的に朝マヅメ・夕マヅメの時間帯だと思っている。むしろそれ以外の時間帯で釣ったキジハタは極少数。いつでも腹ぺこのアラカブ(カサゴ)と違ってお食事タイムははっきりしている意外と几帳面な性格なのかもしれない。
ネットでは夜行性という情報も多数ある。特にアコウのメッカ瀬戸内ではナイトゲームがメインらしいが、鹿児島ではとくに夜行性というイメージはなく、やはり朝夕マヅメがチャンスタイムだろう。
釣れる水深 アラカブ(カサゴ)と違いごく浅い水深ではなかなか釣れない。超小型はいるかもしれないが、基本的にある程度の水深のある場所が好みのようだ。ただし、朝マヅメなどのお食事タイムは水深2〜3mほどの浅場でも積極的に捕食活動をしているようだ。
水深のある場所が好みというのはキジハタが明るい場所を苦手としているからかもしれない。これは瀬戸内でのキジハタは夜行性という話に繋がりそうだ。
釣れるルアー メタルジグ・ワーム・バイブなど
ワームでも特にホッグ系に高反応を示す場合あり。
釣れるカラー 研究中。ワーム(エコギア・グラスミノー)で言うとシロギス(夜光)カラーが個人的ベストカラー。ハードルアーについてはほとんどデータがない。
釣り方 ボトムバンプでもスイミングでも食ってくる。キャッチ率を上げるためには浮かせてフッキングに持ち込みたいところだけど、活性が低い場合は難しいか。
個人的メソッドとしては、底に生えている藻の周辺でのアタリが多いと感じていて特にワームが藻に乗っているような時にアタリが来ることが多い。そのためわざと藻にワームを絡ませてアタリを待つこともある。
アタリ スイミングでのアタリはひったくるような力強いものが多い。小魚メインで捕食している場合は行動が大胆になるようで、ワーム回収時に水面近くまで追ってきて食いつくなんてこともある。
逆に甲殻類パターンは明確なアタリが出ないことが多い気がしている。モゾッとしたアタリや、いつの間にかワームを加えている場合など気配感じさせないことがよくある。エビ・カニを食っているときは居食いで口に入れてもしばらくその場を離れないのではないかと思っている。
ヒット後の行動 上でも書いたが、スイミングでアタッた場合は餌をくわえて反転するかのような動きを見せる。小魚を捕食したらすぐ次の獲物へと意識が向いているのかもしれない。根際で掛けた場合は根に戻るようで張り付かれることもあるが、他のロックフィッシュ同様しばらくしたら動き出すパターンが多い。
甲殻類パターンなら食ってそのままその場に留まっていることがあるようだ。
いずれの場合にもキジハタが釣られたことに気付いたら根に潜ろうとするのは変わらない。

爆釣より確実に一匹を

アラカブのようにあまり数が出る魚ではないので1匹1匹を確実にキャッチしていくことが大切だ。

そのために必要なのはまずポイント選び。なるべく潮通しがよくある程度の水深がありテトラや沈み根など何らかの障害物があること、欲を言えばそれら障害物に藻が生えていること。そうした条件が整っている場所にはキジハタが潜んでいる可能性が高いように思う。

キジハタは甲殻類をメインに捕食していることが多く、藻に生息するエビなどが好物のようだ。そのため藻が生えている場所は特に格好のポイントとなる。甲殻類を食っているキジハタは居食いすることも多いようで、アタリをほとんど感じさせずにルアーを口に入れていることもある。そのため藻の周辺で何か違和感を感じたら合わせるのだが、ここで早合わせは禁物。

キジハタの捕食スイッチが入っていれば、ルアーを確実に口に入れるまで少し糸を送り込んでやるとフッキング率が上がる。

ヒット後のファイトは基本ゴリ巻きじゃないと根に巻かれてラインブレイクの可能性が高まる。根に潜られても慌てずに一息ついてラインテンションを張らず緩めずで待っていれば、高確率で再び根から出てくる。その瞬間を逃さずにロッドのバットバワーを活かしてリフトしよう。

ホゲ太のキジハタ釣果