シマノのリール「セフィアBB C3000S」シングルハンドル

セフィアBB C3000S本体

一時のエギングブームも収まった今日このごろ、いまさらセフィアBBなんて買う人いるんだろうか?値段につられて僕は買っちゃったけどね。

とにかく、需要の有る無しは無視してタックルインプレッションの巻。

SHIMANO「Sephia BB」C3000Sのスペック紹介

主なスペックは以下の通り。

品番 C3000S
ギア比 5.0
実用ドラグ力(kg) 3.5
最大ドラグ力(kg) 9.0
重量(g) 245
スプール寸法 46.5/14.5
PE糸巻量 0.6-200、0.8-150、1-110
最大巻上長
(cm/ハンドル1回転)
73
ハンドル長 50
ベアリング数
S A-RB/ローラー
5/1

機能・特徴

  • CI4+素材を採用した軽量「マグナムライトローター」
  • 『X-SHIP』ギアシステム
  • イージーメンテナンス
  • ラピッドファイアドラグ
  • ワンピースベール
  • ネジ込み式ハンドル
  • AR-Cスプール

シマノの公式HPより

外箱上面

セフィアBBの外箱上面
セフィアBBの外箱上面

アマゾンのアウトレットでは破損扱いの外箱。リールのイメージカラーである赤色をアピールした外箱となっている。

外箱側面

セフィアBBの外箱側面
セフィアBBの外箱側面

外箱側面にはその他のリール同様主なスペックが記載されている。

パッケージ内容

セフィアBBのパッケージ内容
セフィアBBのパッケージ内容

箱に入っていたのは

  • リール本体
  • リール袋
  • 取説
  • 分解図とパーツリスト
  • スペアシム
  • ライン固定用シール

安物しか使ったことがないから、以外にも色々入ってて驚いた。高級品はもっと色々付属品があるのだろうか?

自分で分解・メンテナンスするつもりなので分解図は助かる。といってもシマノのHPからダウンロードできるんだけどね。

リール袋は何に使うんだろう?皆リールって釣りのあとちゃんと竿からはずして袋にINして保管してるんだろうか。取説には釣行後は外して水洗い、さらに注油となってるが、、、メンドイ。

リール本体

セフィアBB C3000S本体
セフィアBB C3000S本体

イメージカラーの赤が一際目を引く全体像。スプールとハンドルキャップにメタリックな赤が配色されている。決して格好悪いわけじゃないけど個人的に赤のリールは恥ずかしいのでアルテグラのスプールと、エクスセンスBBのハンドルに交換するかもしれない。
でもアルテグラのスプールは地味だしなぁ。スプール互換表には載ってないが、公式サイトを見る限りコンプレックスBBのスプールが付けられそうだけどこっちのほうが良いな。

ボディはC3000Sが示す通りコンパクトボディで重量は245g。すごく軽いわけではないけど、この程度ならさほど重さは気にならないのではないだろうか。

AR-Cスプールとマグナムライトローター

AR-Cスプールとマグナムライトローター
AR-Cスプールとマグナムライトローター

色はともかくスプールのデザインは充分格好いい。AR-Cスプールはシマノの廉価版リールから高級品に至るまで採用されており、特に差別化ポイントとはならない。

マグナムライトローターは「CI4+」を採用。カーボン素材でアルミより軽くてコンパクトなローターだ。見た目や持った感じでは軽さやコンパクトさはさほど伝わってこないけど、シマノで1万円以下のリールには搭載されていないことを考えると中級リール以上の証だろうか。

ローターと本体のブラック塗装はかすかにラメが入っていて、決して派手ではないけどしっかり自己主張している感じ。

糸巻き量はPEライン0.8号が150m巻けてちょうど良いサイズ。現在はこのスプールにユニチカのPE1.2号をジャスト100m巻いているがまさにピッタンコ。

マグナムライトローター
マグナムライトローター

『X-SHIP』ギアシステム

『X-SHIP』ギアシステム
『X-SHIP』ギアシステム

大経ギア採用でスムーズなリーリングと、負荷をかけた状態でも巻きやすいギア。シマノのHPでは以下のように説明してある。

エギングにおいて、派手なポンピングファイトはバレに繋がるため、リーリングで寄せる必要がある。X-SHIPにより、高負荷でも力強い巻上げが可能。抵抗の大きいデカイカもグイグイ寄せるパワーを持ちます。

ポンピングなしでもリールが巻きやすいなら根魚を狙うのにもってこいだろう。デカイカならぬデカハタもグイグイ寄せたい。

ハンドルスクリューキャップは可もなく不可もなくという感じ。ボディの色とは少し異なった、クロームっぽい色だ。高級感はないけどまあこんなものか、といった印象。

イージーメンテナンス

シマノはダイワとリールのメンテナンスに関する設計思想が真逆のようで、ダイワのリールが分解不可なのに対して、シマノは素人でもメンテしやすいように本体に注油口が設けてある。

メンテは自分でしたい僕にとってこの差は大きい。実際シマノのリールを選んだ(ダイワを選ばなかった)理由のひとつが、メンテがしやすいから。
逆に言えばダイワはメンテフリーに自信があるということかもしれない。とにかく、似たようなリールばかりになるよりは全然OK。

セフィアBBの注油口
セフィアBBの注油口

ハンドル付け根に注油口がありマイナスドライバーなどで外すことができる。

注油口内部
注油口内部

注油口のキャップを外したところだけど中にドライブギアが見える。画像では見えないけどウォームシャフトへもここから注油できるようだ。

ラインローラーの注油口
ラインローラーの注油口

ラインローラー軸部にも注油口があり中のベアリングに注油できる。但し相当細めのノズルが付いたオイルスプレーじゃないと差し込むことすら出来ない。

シマノの純正オイルスプレーを使うのがベストだろうけど価格1,000円ほど。それほど高くはないけどホームセンターで代用品を探してもいいかもしれない。

確かに注油口は便利だけど、気をつけないとオイルやグリスの充填しすぎで逆に動きが悪くなる可能性もありそうだ。

ラピッドファイアドラグ

ネーミングはとってつけたような、語感の良さを優先したに違いない大げさな物。

セフィアBBのドラグノブ
セフィアBBのドラグノブ

シマノの公式によると、

ドラグ設定値を瞬時に変更可能。デカイカの強烈な引きにも慌てることなく、対応力が格段に上がります。

とのこと。

ノブ自体はちょっと安っぽいけど先日の釣行で大きなエイ相手にラピッドファイアドラグは唸りをあげていた。というかファイア吹きそうなほどドラグ出されて若干負けてたっぽいが。

でかいエイだときついかもしれないけど、実用ドラグ力3.5kgなら陸っぱりでかけるハタ類相手には充分すぎるんじゃないかと思っている。

ワンピースベール

ワンピースベール
ワンピースベール

ベールはワンピースだけあってラインが引っかかる部分が無く、ライントラブル防止に役立ちそう。アルテグラじゃなく、セフィアBBを選んだ理由の一つがこのワンピースベールの有無だった。ラインローラー手前に継ぎ目が無いのは大きな安心感を与えてくれる。このワンピースベールには今後も期待したい。

ちなみにラインローラーはベアリング入り。リール新品時にはうっすらはみ出るくらいのグリスが盛られていた。回転はというとはもちろん悪くない。

ネジ込み式ハンドル

ネジ込み式ハンドル
ネジ込み式ハンドル

初めてねじ込み式ハンドルなるものを使ってみて思ったのだけど、とても良い。ガタツキも全然感じられず、ハンドルにかけた手の力がドライブギアへとしっかり伝わっているようだ。

セフィアBBのハンドルキャップ
セフィアBBのハンドルキャップ

赤いハンドルキャップ。個人的には赤より金色のほうが好みだけど、機能的な意味はないパーツなのでとりあえずそのまま使っている。そのうち他の機種のキャップと交換しようかと考えている。

ハンドルノブはとても握りやすく気に入っている。リールを見ずにノブをつかもうとするとよく空振りするけど、これなら空振りが減りそうだ。

1万円弱のリールとしては完成度が高い

リールも1万円を越すと安物との差がはっきりと分かり非常に満足感が高い。正直こんなに使いやすくて見た目も格好いいリールが1万円程度で買えるとは。

さらなる高級品など手にしたこともないけど、金額以上の満足感が得られる非常に良く出来たモデルだと思う。今後もっと使い込んでより詳しいインプレッションや分解整備の模様などをアップしていく予定。