キジハタとオオモンハタなどハタ類4種の水中での定位置や動作の違い

チビモンハタ

先日とある物産館へ立ち寄った際に目にした光景。水産物メインの物産館で館内には2m×1.5mほどのイケスが3つ並んでおり、その中の一つに沢山の根魚が泳いでいた。

キジハタオオモンハタといったハタ類のスター選手のほか、同じイケスにアカハタ・アオハタまで何と4種類のハタ類が同居しているという、まさに渋谷のスクランブル交差点のような状況。

ロックフィッシュ大好きな僕としては当然足を止めて、アイドルグループを見るかのような目でイケスを観察してみる。

アラカブ(カサゴ)はどこのイケスでも目にする機会が多いけど、アラカブ以外の根魚がこんなに多数、しかも4種類も同時に生きて泳ぐ姿というのはお目にかかったことがない。

それぞれのロックフィッシュが水中でどんな様子なのかを見比べる

イケスを観察しつつ、今後の釣りに活かすべくそれぞれの根魚たちの動作を見比べる。イケスに泳いでいるのはキジハタ20匹ほど、オオモンハタ同じく20匹ほど、アカハタ5匹ほどアオハタ3匹ほど合計50匹くらいはいそうだ。

キジハタ

イケス中のキジハタ7割ほどが底にベッタリついてじっとしている。残り3割ほどが浮いている状態。

底にベッタリのキジハタの中でも遮蔽物に身を隠したいのか、折り重なるように数匹がイケスの角に陣取っている。角を取れない数匹が垂直の壁に横向きにくっついている。角というか遮蔽物にくっついてると落ち着くのか、壁に吸い付くようにしてじっとしている。
底にいる残りのキジハタはやはりじっとしている方が落ち着くのか動かない。

浮いている3割ほどのキジハタはウロウロしていて落ち着かない様子。もしかしたら腹を空かせて餌を探しているのかもしれない。水中でステイしている個体もいたがほんの1〜2匹。

底にいるキジハタは総じて落ち着いた様子。イケスの角や壁がお気に入りのようだ。

オオモンハタ

オオモンハタはほとんど水中に浮いていて、比較的ウロウロと泳ぎまわっているようだ。いかにも好奇心旺盛といった感じで、水中からこちらを観察しているかのような個体もいた。

底にベッタリのオオモンハタはほんの数匹ほどだったか、あまりいなかった。

アカハタ

アカハタは全て底にベッタリでじっとしている。イケスの角はキジハタに取られているせいか、または興味がないのかアカハタはいない。

底でじっとしていて動く様子もないが、比較的落ち着いている様子だ。

アオハタ

アオハタの実物を初めて見たのだけど、浮いているのと底ベッタリと半々。底にいるアオハタは時折場所を変えてみるがやはり底が好きなようで浮いては来ない。

浮いている個体も水中でじっとしていて比較的落ち着いているようだ。

まとめ

キジハタはやはり底にいるのが好きらしく、さらに壁際や角に人気が集中していた。浮いている個体もいたので腹が減ったらウロウロと餌を探しまわるのかもしれない。

オオモンハタはほとんどが水中に浮いていて比較的活発に動き回っていた。底に沈んでいる個体はあまりいなく、いてもじっとはしていないという印象。

アカハタはカサゴに習性が近いというイメージどおり、底からほとんど動かない。

アオハタはキジハタとアカハタの中間のような印象。でもどちらかといえば底にいるのが落ち着くような感じだった。

このように同じロックフィッシュでもそれぞれ魚種の違いによって、好みの立ち位置(定位置)があるのがはっきり分かった。これまでの経験やネット・動画などの情報とほぼ一致する結果が改めて確認できた。